ワンランク上のカラーとして

取り扱いのあるサロンが多いイルミナカラー

担当させて頂くお客様の中に

「 イルミナカラーをしてから髪が痛んだ！ 」

と、聞く事がたまにあります。

結論から言うと

イルミナカラーもカラー剤なので、ダメージはします！

ただ、従来のカラーに比べてかなりダメージを抑えながらカラー出来るとても優れたカラーだと

個人的には思っています。

では、なぜイルミナカラーをしたら髪が痛んだ！

と、感じる方がいるのか。

僕が、カラーをする際に気を付けている事も交えながらお話していけたらと思います。

日本人の髪の毛は

ブラウン（赤茶）の色素を持っています。

カラーなどしていない髪の毛は

この、ブラウン（赤茶）が100%残っている状態 ( 黒髪に近い )

カラーをすると言うことは、このブラウン（赤茶）を削って希望の色味にしていきます。

この際に、どれくらいブラウンを削っていくかで仕上がりの明るさをコントロールしています。

髪の毛のブラウンの量

地毛　100% ＞ 明るい茶色  60% ＞ 金髪 10%　

こんなイメージです。

従来のカラー剤は

全ての色味にブラウンがバランスよく配合されているものが多かったです。

地毛と金髪を比べた時に

もちろん艶があるのは地毛ですよね？

ブラウン＝ツヤ感

でもあるので、ブラウンを削れば削るほどツヤ感は失われていきます。

もちろんブラウンを削る以外にも

髪の毛内部の脂質やタンパク質が流出する事ででツヤ感を失う。

と、言う側面もありますが今回は、省略します！！

最近のカラーは

透け感、くすみなど、ヌーディーなカラーが人気です。

そんなカラーを実現する為には、ブラウン（赤茶）が邪魔です！

そこで現れたのが

イルミナカラーです。

基本的に、カラー剤にブラウンが入っていなくて

ヌーディーなグレージュがベースになっています。

ブラウンが入っていないので

透け感と、くすみカラーが綺麗に入り

とても、綺麗なカラー剤です。

ですが、そこで問題なのが

透け感を出すために必要以上に髪の毛のブラウンを削りすぎて

退色した時に明るくなってしまう事です。

それで

イルミナカラーをしたら髪が痛んだ！

と、なってしまいます。

では、どうすればいいのか

ここを、カウンセリングでしっかりと擦り合していく。

が、とても大切だと思っています。

もちろん、ブラウンを削る事が全て悪いわけではありません

したいカラーによっては、ブラウンをかなり削らないといけない場合もあります

また

既にブラウンがかなり削れている場合は

ブラウンをカラー剤に混ぜて、ツヤ感を増したり

カラー剤の選定でブラウン量をコントロールしています。

ただ、カラー剤で入れたブラウンは、髪の毛の本来持っているブラウンとは違い

退色してしまいます。

ブラウンを極力削りすぎないように、希望の色味に近づけて

時間が経っても気にならないカラー

を、考えながら施術しています。

イルミナカラーをしたら髪が痛んだ！

は、やりたいカラーと、実際にやったカラーのミスマッチが原因かなと

思っています。

1人、1人のなりたい髪色

そして、その日だけではない持ちの良いカラーを

丁寧なカウンセリングと共にお届けします！

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